皮膚科にも種類があるってご存じですか？

子どもが通う皮膚科を探している保護者の中には、どこの皮膚科にすればいいのか分からない…と悩んでいる方も多いと思います。

皮膚科はひとつのエリアにいくつかあるところもありますし、特に新宿エリアは皮膚科はもちろんほかの診療科も充実している医療激戦区と言っても良いエリアなので、ひとつに絞るのは難しい作業になります。

そこでまず最初に知っておいて欲しいのが「皮膚科にも種類がある」という点で、これは大きく分けると「治療のための皮膚科」と「美容のための皮膚科」があげられます。

ひとつめに挙げた「治療のための皮膚科」とは文字通り肌疾患を治療するのを専門としているところで、「美容のための皮膚科」とは治療が必要なわけではないけどより肌を美しくするために通う皮膚科です。

子どもが通う皮膚科は？

子どもが通う皮膚科は基本的に治療を目的としていることがほとんどなので、最初にあげた「治療のための皮膚科」をチョイスするのが一般的で、ここは保険治療がメインになりますから、必ず保険証を持参して受診してください。

アトピー性皮膚炎をはじめとするあらゆる肌疾患に対応しており、最近では思春期のニキビ治療も保険適用でできるようになっていますから、ニキビに悩んでいる子どもにもおすすめです。

治療の進め方は医師と相談のうえスタートしますから、どのような症状が見られるのか説明できるようにしておくと初診時のカウンセリングもスムーズになるでしょう。

また病院選びをするときに重要なポイントとして「医師との相性」があげられますが、これは保護者が話してみた感覚はもちろん、子どもが話してみた感覚も重視してあげてください。

あくまでも治療するのは子どもである

なぜなら、治療をするのはあくまでも子どもで保護者ではないからです。

よくあるケースとして、保護者が医師を信頼しているからという理由だけで子どもを通わせることがありますが、子どもが医師を信頼できていない状態では通うことがストレスになってしまいます。

そうなってしまうと病院へ通わせること自体が大変になりますから、必ず子どもの意見にも耳を傾けて、ここで本当に良いのか、環境はどうなのか注意深く見守ってあげましょう。

ただし子どもは病院嫌いな場合もありますから、嫌だと言ったからすぐに病院を変えるというのも問題なので、事実確認をきちんと行い適切な対応ができるように日々注意してください。