まさかアトピー?
子どもが体を掻きむしっている姿を見ると、「まさかアトピーなのでは…」と心配する親御さんも多いでしょう。
アトピーかどうかを判断する際には、「ある程度湿疹が持続しているかどうか」にあります。
ただ子供の場合、湿疹があれば「アトピー」と診断されるでしょう。
仮にアトピーではなく湿疹と判断されても、治療内容はほとんど変わりありません。
アトピーは自然に治るもの
子どもがアトピーにかかっているとなったら、心配するのが親です。
でもそこまで過度に心配せずとも、アトピーは自然に治ります。
だから特別治療を施さなくても、”いつか”は治るので心配する必要はありません。
ではいつになったらアトピーが治るかと問われると、神様でしかわからないのが正直な所です。
もしかしたら明日治るかもしれないし、治るのが10年後になることもあるでしょう。
アトピーの症状は、想像を絶するものがあります。
あまりにも強いかゆみに、子供の皮膚や精神はボロボロ状態です。
子どもを救うためにも、皮膚科で診てもらうようにしましょう。
アトピーの原因は?
ではなぜ愛する我が子に、アトピーができてしまうのでしょうか。
考えられる理由としては、皮膚が弱くなっていることです。
巷では「食物アレルギーによってアトピーが引き起こされる」と噂されていますが、食物アレルギーが起きてしまう理由は、皮膚が弱いからです。
だから人によっては、汗や服の刺激だけでアトピーが引き起こされることもあります。
でも皮膚は、年齢を重ねる内に強くなり、アトピーを跳ね除けてくれます。
ただし大人になっても皮膚が強くならず、アトピーに苦しんでいる人がいることも、忘れないで下さい。
アトピーの治療は?
アトピー治療には、主に塗り薬と飲み薬が用いられます。
大人であれば何とか対処できるものの、子供となると心配になるでしょう。
子どもが使っても大丈夫かどうか、副作用が起きるのかどうかと、考えだしたらキリがありません。
「絶対に100%大丈夫」とハッキリ断言はできないものの、医師や薬剤師の指示をしっかり聞いているのなら、副作用のリスクは抑えられます。
仮に強い薬を処方されたとしても、医師と薬剤師の指示を守っていれば何の問題もありません。
皮膚科医の本当の仕事とは?
子どもにできたアトピーを治すのは、皮膚科医だけの仕事ではありません。
皮膚科の仕事は、親御さんと一緒に子どもに合った治療方法でアトピーを治すことです。
だから何もかも医師に丸投げをすると、アトピーはいつまで経っても治りません。
本当に子供のためを思っているのなら、親も一緒になってアトピーと戦って行きましょう。