健康保険の適用

健康保険の適用

健康保険は病院に行くときに当たり前のように使えるものと思えるでしょうが、これは適用される症状や病気などが限られています。
それ以外の病気や症状などで病院を受診するときは健康保険適用外となり、診察料や治療費は全額自己負担となるのです。
なるべく健康保険の適用を受けたいときはどんな症状や病気が対象となるのか、ある程度は知っておくと安心です。

アトピー

慢性的に強いかゆみが続く症状で、患者数も増えており、これで悩んでいる方もよくおられます。
これは保険適用で皮膚科を受診できる代表的な病気となります。

ニキビ

思春期になると顔にニキビができることも多いですよね。
これは特に健康には支障がなく、保険適用外だと思われがちですが、実はこちらも保険適用となります。

じんましん

全身に虫刺されのような腫れと赤みが出て、強いかゆみも現れる症状です。
もちろん保険適用の症状ですから、急に現れたじんましんの治療など皮膚科を頼るといいでしょう。

イボ

体に原因不明のイボができることもあり、これは皮膚科で治療できる場合があります。
痛みやかゆみなどはなくても保険適用で治療できます。

タコ

お肌の皮が分厚く盛り上がるような症状です。
女性の方など不格好だと気にされる方もおられます。
痛みなどない場合でも皮膚科で保険適用で治療できます。

魚の目

足の裏にできるタコのようなものですが、こちらは症状が進むとやがて痛みが出る場合があります。
皮膚科に行けば魚の目を削るなど治療を受けられます。
保険適用ですから困ったときは病院で相談してみてください。

水虫

足にできる症状で、お肌のジュクジュク、強いかゆみなどが症状となります。
ブーツをよくはく女性がなる場合も多く、ひそかなお悩みになっている方もよくおられます。
これも治療時には保険適用です。

あせも

汗が原因でできるブツブツで、かゆみが出る場合もあります。
小さい子供に多い症状ですが、大量の汗をかく仕事をしている大人の方などもなる場合があります。
保険適用での治療が可能です。

かぶれ

かぶれやすい虫や植物に触れる、アレルギーのある物質に触れるなどして、お肌が赤くなる、かゆくなるなどの症状が出ます。
病院に行けば保険適用でかぶれを抑える薬など処方してもらえますよ。

困ったときは皮膚科へ行こう

ご紹介したもののほかにも保険適用となる病気や症状はたくさんあります。
お肌に何か異常が起き、困っているときなど保険適用となる場合も多いですから、一度皮膚科で相談してみるといいです。
保険適用外となるのは、たとえば美容関係の症状やお悩みなどです。
美容ではなくお肌の健康にかかわる問題で、すでに症状が出ているなら保険適用となることが多いですね。