あせもは皮膚科まで

あせもの症状

あせもについて聞いたことがある方もおられるでしょう。
これができたときは皮膚科で治療できます。
これは子供にできることが多い症状ですが、自立した大人の方でもこれになることもあります。
しかしどちらかというと子供に多い症状ですから、大人になったあとであせもができる機会が少なく、あせもができたとすぐに気づけない場合もあります。

これは汗を多くかき、なおかつそれをタオルで拭きとるといった処置ができなかったときによくなるもので、その多量の汗をかいたところに小さい水ぶくれやぶつぶつができるのです。
これらにともなってかゆみが出ることもあります。
症状がひどくなるほどに不快感も強くなり、早く治療したいと感じられることも多いですね。

あせもの治療がしたければ皮膚科まで

あせもになったときの対応ですが、治療は皮膚科で可能です。
一般の皮膚科に行けば診察を受けられます。
その症状によっては塗り薬が処方されますから、それを用法用量を守って使用してください。
細菌の感染が疑われる場合は抗生剤の飲み薬を出されることもあります。
このように症状に合わせて適切な薬を処方されますから、皮膚科に行けばできてしまったあせもを治療できますよ。

なお、これら治療は必須かというと必ずしもそうではありません。
あせもはアトピーのように皮膚科で治療しないと症状が治まりにくいとは決まっておらず、自然に治ることもあります。
そのためあせもができたら必ず皮膚科を受診すべきとまでは言えません。

ただしあせもにもいくつかの種類があり、場合によっては皮膚科の受診をした方がいい場合もあります。
かゆみや痛みをともなったあせもで、湿疹も一緒にできている場合など、病院を受診するのが比較的おすすめです。

あせもを予防するには

ご紹介したようにあせもは皮膚科で治療できるのですが、セルフケアで様子を見たかったり、一度治療した後で再発しないように注意したかったりしたときはどうするといいでしょうか?
あせもの原因は多量の汗のほか、それら汗の処理ができないことです。
これがあるとあせもができやすいため、予防したいときはまずなるべく汗をかきすぎないことです。

激しい運動をするときなど、運動のペースを見直したり、室内でやるときは温度を調節したりして、汗をかきすぎないように注意することです。
このほか汗をかいたらタオルできちんとふき取る、多量の汗を吸った服はすぐ着替えるなどするとあせもの予防になります。
このようなことに注意して、それでもあせもができたときは皮膚科を受診するといいでしょう。