身体の乾燥肌

身体の乾燥肌

乾燥肌というと顔の症状で悩んでいる方もよくおられますが、これは身体でも起こる症状です。
お肌がガサガサしたり、かゆみが出たり、角質がポロポロとはがれてきたりと、乾燥肌の症状が身体のどこかで起こるのです。
患部によっては服を着ると隠れるため、人目はあまり気にならないかもしれませんが、乾燥肌が原因でかゆみなど出ているとストレスになることも多いですよね。

このような症状は皮膚科を受診するといいでしょう。
単なるお肌の乾燥で病院の治療を受けられるのか不安もあるでしょうが、これは問題ありません。
お肌のガサガサや角質のはがれ、かゆみといった乾燥肌の症状は皮膚科で診察や治療を行っています。

身体のどの部位に出ている乾燥肌なのかも問われないことが多いです。
腕や足などに出る乾燥肌でもOKですし、胴体、背中などに出ている乾燥肌でも問題はありません。
保険適用にもなりますから、保険証を持って一般皮膚科に行くといいでしょう。

身体の乾燥肌の治療

身体に出ている乾燥肌の治療をするために病院ではまず診察が行われます。
病院や医師から症状について聞かれますから、詳しく答えてください。
いつ頃からどんな症状が出ていたのか、来院前に症状を軽くまとめておくといいでしょう。
診察時には医師が患部を直接確認したり、ガサガサがあるかを手で触って確かめたりすることも多いです。

身体の症状だと服を着ていて見えない場所になることも多いでしょうが、このときは服を少し脱いで患部を見せるように言われることもあります。
必要に応じて簡単に服を脱げる服装で受診するといいでしょう。
なお、患部が内股、お尻など少し人には見せづらい部位になることもありますよね。
このときも同じで患部を見せる必要がある場合もあります。
もちろん恥ずかしくないように他の患者には見えない診察室や専用の処置室などで患部を確認する病院が多いですから、気軽に受診してください。
なお、女性の方で男性には見せづらい部位の乾燥肌を相談したい場合、女医のいる皮膚科を選ぶのもおすすめです。

診察が終わったら乾燥肌を治すための薬を処方してもらえます。
多くの場合は保湿剤となりますが、炎症が起きている場合はステロイドの塗り薬が出ることもあります。
どんな薬となるかは症状によるため、実際に診察をした医師が処方した薬を指示通りに使うといいでしょう。
なお、乾燥肌の治療や再発防止のため、医師から生活指導をされることも多いです。
これも守ると身体の乾燥肌が早く治り、再発もしにくくなりますから、できるだけ守るといいでしょう。