皮膚科の治療範囲はどこまで?

皮膚科はどこまで診てくれるのか?

「皮膚科は皮膚の病気を治してくれる所」というのは、今更説明されなくてもご存知でしょう。
では皮膚の病気をどこまで治療してくれるかについては、イマイチな部分もあるかとおもいます。
皮膚のトラブルはとても厄介なもので、今すぐにでも開放されたいものです。
しかし、今抱えている皮膚トラブルは皮膚科で治してくれるかどうかわからず、病院に行くのを躊躇していないでしょうか。

そこで、皮膚科が担当している治療範囲について紹介します。
治療範囲がわかれば、皮膚科にも抵抗なく行けるようになるでしょう。

皮膚科の治療範囲

皮膚科の診療範囲は、皮膚全部です。
人間の体は頭の先から足の爪の先まで、皮膚で覆われています。
皮膚に嫌な変化が起きた場合に対応するのが、皮膚科です。
さらに爪や毛も、皮膚科の取り扱いです。
だから頭皮が原因でハゲてしまった場合、病院にもよりますが、皮膚科で相談してもらえる可能性は高いです。

担当する皮膚科医は、ありとあらゆる人の皮膚を診てきた人物です。
透き通るような綺麗な肌から、目視するのが難しい肌まで診てきました。
「見知らぬ人に肌を見せる」という行為には、抵抗があるかもしれません。
でも医師は慣れているので、臆することはないでしょう。

アトピーは診てもらえるのか?

皮膚全体を診るのが皮膚科医であっても、さすがに診てもらえない部分もあるだろうと、おもっていないでしょうか。
例えばアトピーです。
皮膚が赤く腫れ上がり痒いだけで医師が診てもらえるのかと問われると、診てもらえます。
むしろアトピーを専門的に取り扱っている皮膚科は、日本全国各地にあるほどでです。

ただ医療知識がない人物がアトピーかどうかを判断するのは、非常に難しいことです。
アトピーに似た症状の皮膚疾患があるので、下手に触ると重症化は免れません。
アトピーかどうかはさて置いて、赤く腫れて痒みが出たら、皮膚科へ今すぐに向かって下さい。

目の下にあるクマも診てもらえるのか?

「いくら皮膚科でも目の下にできたクマまでは診てもらえないだろう」と、思っている方もいらっしゃるでしょう。
目の下にあるクマは、皮膚にできたものです。
皮膚科は皮膚全般を診るところなので、目の下のクマも診察対象です。
寧ろ、クマの治療に力を入れている皮膚科も存在しているほどです。

「クマ」と聞くと、「寝不足によりできたもの」というイメージがあるかとおもいます。
しかしクマはクマでも色んな種類があるため、寝不足だけがクマの原因になるとは限りません。
間違った素人判断でケアするよりも、皮膚科へ行き確実な治療を受けることが必要です。